平成23年に宅地建物取引士の試験に合格をして、今は賃貸管理の不動産屋さんで働いています。
不動産屋さんのお仕事の不動産の売買や賃貸を仲介する場合は、宅地建物取引業の免許が必要となりますが、現在(2020年9月30日)の時点では賃貸不動産の管理業務に必要な免許などはありません。
その為、誰でもどんな会社でも不動産の管理業務を行う事は可能です。

今働いている会社でも宅地建物取引業の免許はありますが、賃貸住宅管理業者登録制度の登録はしていません。今後、法律が変わって免許制になる可能性もあり、免許が無いと賃貸管理業務が行えなくなる場合も出てきます。
賃貸不動産経営管理士とは
賃貸不動産経営管理HPより
賃貸不動産経営管理士とは、主に賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家です。賃貸住宅は、人々にとって重要な住居形態であり、その建物を適正に維持・管理することは人々の安心できる生活環境に直結します。そのため、継続的かつ安定的で良質な管理サービスに対する社会的な期待や要望は多く、賃貸不動産の管理業務にかかわる幅広い知識を有する賃貸不動産経営管理士の活躍が期待されています。
賃貸不動産経営管理士とは、主に賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家です。賃貸住宅は、人々にとって重要な住居形態であり、その建物を適正に維持・管理することは人々の安心できる生活環境に直結します。そのため、継続的かつ安定的で良質な管理サービスに対する社会的な期待や要望は多く、賃貸不動産の管理業務にかかわる幅広い知識を有する賃貸不動産経営管理士の活躍が期待されています。
と、このような感じで2007年から始まった制度です。
まだ公的資格で国家資格ではありませんが、今後国家資格化される可能性が高い資格となっています。

不動産屋さんで働いていると昔宅地建物取引主任者の試験は、簡単でみんな合格をしていたと聞きます。多分、現状の賃貸不動産経営管理士の試験が同じような感じですのでまだ難化していない今のうちに資格を手に入れるのも今後のキャリアアップの為にいいかと思います。
賃貸不動産経営管理士の役割
- 賃貸住宅管理業者登録制度の登録には、事務所ごとに1名以上の賃貸不動産経営管理士等を配置が必要
- 貸主に対する賃貸住宅管理に係る重要事項の説明及び書面への記名・押印
- 貸主に対する賃貸住宅の管理受託契約書の記名・押印
賃貸不動産経営管理士の役割は、上記の3つになります。
賃貸住宅管理業者登録制度の登録には、事務所ごとに1名以上の賃貸不動産経営管理士等を配置が必要
賃貸住宅管理業者登録制度の登録する為には、事務所ごとに1名以上の賃貸不動産経営管理士の配置が必要となります。
現在は、賃貸住宅管理業者登録制度となっていますので、登録をするかしないかは任意です。

今自分が働いている会社も賃貸住宅管理業者登録制度をしていませんが、今後免許制になり免許が無いと管理業務を行えなくなった場合は免許を取得しないといけませんので、賃貸不動産経営管理士が必要となります。
貸主に対する賃貸住宅管理に係る重要事項の説明及び書面への記名・押印
貸主と管理業者の間の管理契約(管理受託契約及びサブリース契約)の重要事項の説明及び書面への記名・押印
貸主に対する賃貸住宅の管理受託契約書の記名・押印
貸主と管理業者の間の管理契約(管理受託契約及びサブリース契約)への記名・押印
賃貸住宅管理業者登録制度の登録に必要な資格
今後、賃貸住宅管理業者登録制度の登録が免許に変わったときに、賃貸不動産の管理業者は免許が無いと管理業務を行えなくなります。
管理業務を行うのに必要な賃貸住宅管理業者登録制度の登録する為に必要な資格が、この賃貸不動産経営管理士となります。

宅地建物取引士の試験も同じだったようですが、新しい制度が始まるときはある程度資格の人数を用意していないと制度がうまく回りませんので、最初は簡単な試験になっていますので、簡単な今のうちに合格しておくのが今後の為になります。