プロパティマネジメントとアセットマネジメントに関する問題 平成29年度 賃貸不動産経営管理士試験問題 問33




平成29年度 賃貸不動産経営管理士試験問題 問33

【問 33】 プロパティマネジメントとアセットマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. プロパティマネジメント会社は、アセットマネージャーから選定され、その委託を受けてプロパティマネジメント業務を担当する。
  2. プロパティマネジメント会社は、自らの業務に合理性があることについて説明責任を負担しており、説明責任を果たすための客観的な根拠を常に準備しておかなければならない。
  3. DCF法の収益費用項目のうち、運営費用の中には、対象不動産の管理業務に係る経費となるPMフィーが含まれている。
  4. 所有者の交代に際し、旧所有者から新所有者に貸主の地位が円滑に引き継がれるように尽力することは、重要なアセットマネジメント業務である。
プロパティマネジメントとアセットマネジメントに関して、最も不適切なもの(誤っているもの)の選択肢を答える問題です。プロパティマネジメントとアセットマネジメントの内容は下記になります。

「賃貸不動産経営管理士」の試験によく出る問題⑩ プロパティマネジメントとアセットマネジメント

2020年9月19日

平成29年度 賃貸不動産経営管理士試験問題 問33の解説

1.プロパティマネジメント会社は、アセットマネージャーから選定され、その委託を受けてプロパティマネジメント業務を担当する。

そのままです。

プロパティマネジメント会社は、アセットマネージャーから選定され、その委託を受けて賃貸物件のプロパティマネジメント業務(管理業務)を行います。

その為、選択肢①は正しいです。

2.プロパティマネジメント会社は、自らの業務に合理性があることについて説明責任を負担しており、説明責任を果たすための客観的な根拠を常に準備しておかなければならない。

プロパティマネジメント会社(賃貸物件の管理業者)は、自らの業務に合理性があることについて説明責任があります。

常に、業務の合理性があることについての根拠を準備しておかないといけません。

その為、選択肢②は正しいです。

3.DCF法の収益費用項目のうち、運営費用の中には、対象不動産の管理業務に係る経費となるPMフィーが含まれている。

DCF法の収益費用項目のうち、「運営費用」の中には、対象不動産の管理業務に係る経費となるPM(プロパティマネジメント)フィーが含まれています。

その為、選択肢③は正しいです。

4.所有者の交代に際し、旧所有者から新所有者に貸主の地位が円滑に引き継がれるように尽力することは、重要なアセットマネジメント業務である。

売買等により所有者が変更になった場合、現在の借主に所有者の変更の連絡や賃料の振込口座の変更などが、円滑に引き継がれるようにするのはプロパティマネジメント業務(賃貸管理業務)になります。

アセットマネジメント業務ではありません。

その為、選択肢④は誤っています。

最も不適切なもの(誤っているもの)の選択肢は、④です。

「賃貸不動産経営管理士」の試験によく出る問題⑩ プロパティマネジメントとアセットマネジメント

2020年9月19日


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