「賃貸不動産経営管理士」の試験によく出る問題⑩ プロパティマネジメントとアセットマネジメント




「賃貸不動産経営管理士」の試験によく出題されているプロパティマネジメントとアセットマネジメントの解説です。

このプロパティマネジメントとアセットマネジメントも毎年試験に出題されています。

個人的に嫌いな横文字の問題です。

プロパティマネジメントとアセットマネジメント

「賃貸不動産経営管理士」の試験には、この2つの横文字のプロパティマネジメントとアセットマネジメントの問題がよく出題されます。

プロパティマネジメント業務とは

プロパティマネジメント業務とは、主に不動産に関する資産の管理を行う業務のことである。

不動産の所有者あるいは所有者の資産管理代行業者であるアセット・マネジメント(AM)会社から受託して行う管理業務です。

「賃貸不動産経営管理士」の業務が、プロパティマネジメントになります。

  • 収益拡大とコスト削減の両面から、具体的に、計画の基礎資料の収集、計画策定など調査・提案が求められます。
  • 賃料等や敷金等の預託金を受領し、必要な経費を支出し、アセットマネージャーとの間で精算を行います
  • プロパティマネジメント業務は、投資家から委託を受けて、投資家のために行われる業務です。
  • 所有者の交代に際して貸主の地位が円滑に引き継がれるようにする業務。
  • 中・長期的な改修・修繕の計画を策定して実施するコンストラクションマネジメント(CM)も取り入れられはじめている。
  • 現存する建物の価値を維持することに加え、さらに管理の質を高め、長期的な観点から建物の価値を高める改修を行うことについて積極的な計画、提案
  • 借主の維持を意味するテナントリテンションに関して、賃貸借に関する提案業務。
  • 自らの業務に合理性があることについて、投資家に対し説明責任を果たすための客観的な根拠を常に準備しておかなければならない。
簡単に書くと、建物の管理や賃貸契約による賃料の収納などです。アセット・マネジメント(AM)会社から受託して行う賃貸物件の管理業務です。

アセットマネジメント業務とは

アセットマネジメント業務とは、投資目的での不動産形成や運用、保全を行う業務を指します。

投資家・オーナーに代わって不動産の総合的な資産管理を行い、その価値を最大化することが主な目的です。

  • アセットマネジメントは、投資を決定・実行し、借主管理、建物管理、会計処理等について、プロパティマネジメント会社からの報告を受けて投資の状況を把握する業務です。
簡単に書くと、投資家・オーナーに代わって不動産の総合的な資産管理です。プロパティマネジメント会社に賃貸物件の管理を委託するのは、アセットマネジメント会社の業務です。

プロパティマネジメントとアセットマネジメントのまとめ

プロパティマネジメントは、賃貸物件の管理や契約に関する金銭の受領、借主の維持に関しての提案等が業務となります。

アセットマネジメントは、投資家の資産管理です。

今までの「賃貸不動産経営管理士」の試験問題の内容は、このくらいです。

業務の内容が書かれて、正しいか誤っているかの正誤問題が出題されますので、プロパティマネジメント業務とアセットマネジメント業務の内容をよく理解しましょう。

「賃貸不動産経営管理士」の試験 プロパティマネジメントとアセットマネジメント

プロパティマネジメント業務に関する問題 令和2年度賃貸不動産経営管理士試験問題 問45

2021年10月21日

プロパティマネジメント業務に関する問題 令和元年度 賃貸不動産経営管理士試験問題 問34

2020年9月19日

アセットマネジメントとプロパティマネジメントに関する問題 平成30年度 賃貸不動産経営管理士試験問題 問33

2020年9月20日

プロパティマネジメントとアセットマネジメントに関する問題 平成29年度 賃貸不動産経営管理士試験問題 問33

2020年9月20日

不動産証券化とプロパティマネジメントに関する問題 平成28年度 賃貸不動産経営管理士試験問題 問34

2020年9月21日

不動産証券化とプロパティマネジメントに関する問題 平成27年度 賃貸不動産経営管理士試験問題 問33

2020年9月22日


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