「賃貸不動産経営管理士」の試験に毎年出題されている、保険の問題。
多分、最後の方に出題をされている問題ですので、「賃貸不動産経営管理士」の講習を受けて5問免除になった場合は、この保険のジャンルの問題は解かなくでも大丈夫です。
賃貸物件の契約の保険について
賃貸物件の契約をする時、敷金や礼金などと一緒に請求される火災保険。
万が一、何かあったときの場合の為に不動産の管理業者より加入をお願いされます。
管理会社によっては、火災保険の加入がいらない場合もあります。

今働いている不動産屋さんでは、一人ぐらいの方は16,000円/2年、ファミリーの方は20,000円/2年の火災保険に加入をお願いしています。
「賃貸不動産経営管理士」の試験に出題される保険
- 保険とは、万一の事故に対して備える相互扶助の精神から生まれた助け合いの制度である。
- 保険について貸主や借主に適切なアドバイスができるようにしておくことは、賃貸管理に係る支援業務のひとつである。
- 住宅に関する火災保険である「すまいの保険」は、火災、落雷、破裂・爆発、風災、雹(ひょう)災、雪災により建物や家財に生じた損害に備える保険である。
- 保険を利用して、賃貸不動産の経営における危険を軽減、分散することができる。
- 賃貸不動産の経営における危険を軽減・分散するための重要な方策の1つに保険の利用がある。
- 保険は、保険会社の商品によって特性が異なり、補填の対象と限度も異なっている。
保険商品の分類
- 第一分野(生命保険)
- 第二分野(損害保険)
- 第三分野(傷害・医療保険)
保険は、第一分野(生命保険)、第二分野(損害保険)、第三分野(傷害・医療保険)に分類することができます。
賃貸物件の契約をする時に加入をお願いされる火災保険は、第二分野(損害保険)に分類される保険です。
賃貸不動産の経営において、最も有用な保険は第二分野の損害保険となります。
火災保険と地震保険
地震保険の保険金額は主契約の火災保険の保険金額の30 ~ 50%以内の範囲内(建物5,000万円、家財1,000万円が限度)で設定します。
地震、噴火又はこれらによる津波を原因とする建物や家財の損害を補償するものは地震保険と呼ばれ、地震保険のみ単独で加入することができません。主契約である火災保険とのセットで加入する必要があります。
なお、地震保険は、一般の保険とは異なり、補償の内容や限度が全保険会社で同一となります。

とりあえず、いままでの「賃貸不動産経営管理士」の試験で出題された内容はこんな感じになります。